運動が得意な親ほど”教えないで”ください
-体の使い方の基礎は-1・2歳で決まる-(下部小さく/白文字-or-グレー文字)-ー最初の習い事に体操教室が最適な理由-9.png)
「運動ぐらい家で教えられる」――そう思っていませんか?
実は、「運動が苦手だから先生に任せます」と言ってくださる保護者の方が、お子さまの伸びは大きくなる傾向があります。
一見すると意外に思えるかもしれませんが、これにはしっかりとした理由があるのです。
なぜ”運動が得意な親”が教えると伸びにくいのか
理由はとてもシンプル。お子さまが混乱してしまうからです。
教室で先生に教わったやり方と、家でお父さん・お母さんから教わるやり方が違うと、お子さまはこう思います。
- 「先生はこう言ってた」
- 「お父さんはこう言ってた」
- 「どっちの言うことも聞きたい!」
お子さまは一生懸命です。でも、“正解が2つある”状態は、成長の遠回りになってしまいます。
迷いが生まれ、動きもぎこちなくなり、結果としてうまく伸びない…ということが本当に多いのです。
教室の指導は”今その子に必要な段階”を見極めて行っています
運動指導は、ただ「できる・できない」だけを見ているわけではありません。
お子さま一人ひとりの、
- 到達度
- 発達段階
- 身体の使い方のクセ
- 苦手の原因
- 現時点で整えるべきポイント
これらを総合的に見て、その子に必要な”今日の一手”を入れています。
例えば、同じ”なわとび”でも…
- 手首の使い方に原因がある子
- ジャンプのタイミングが合わない子
- 視覚からの情報処理がゆっくりな子
- 縄が当たることへの恐怖心を先に取りたい子
必要なアプローチがすべて違います。
一見簡単そうに見える運動でも、実は専門的な視点で細かく指導内容を調整しているのです。
家庭でできるサポートは『応援』と『見守り』だけで十分
運動が得意なお父さん・お母さんにこそ、あえてお願いしたいことがあります。
✓ 「がんばってるね」
✓ 「楽しそうだね」
✓ 「すごいね、できるようになってきたね」
これだけで、お子さまの伸び方が大きく変わります。
“やり方”を教えるよりも、“気持ちを支える”方が、お子さまにとって100倍の力になります。
最後に:お子さまは「安心できる環境」で一番伸びま
運動の得意・不得意は関係ありません。
大切なのは、お子さまが自分のペースで成長していける安心環境をつくることです。
教室では、専門的な視点のもと、その子が「今」必要としている指導を丁寧に行っています。
だからこそ、お家では”教えない勇気”を持ってあげてください。
そして、「応援」と「見守り」をお願いします。
それが、お子さまの運動能力をもっとも引き出す、一番の近道なのです。
お子さまの成長を、一緒に見守っていきましょ

-体の使い方の基礎は-1・2歳で決まる-(下部小さく/白文字-or-グレー文字)-ー最初の習い事に体操教室が最適な理由-8-140x96.png)

LEAVE A REPLY